RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者資格について
我が国は、ハイテク産業が盛んな世界でも有数の貴金属・希少金属等の消費国であり、現在ではその多くの量を海外からの輸入に頼っておりますが、将来的には世界レベルでも経済的に採掘が成立する埋蔵量をほぼ使いきることが予想される為、今後は国内における使用済情報機器からの資源回収が重要になると考えます。
特に使用済パソコンからの資源再利用については、資源有効利用促進法で、家庭・個人向けパソコンは2003年10月以降、パソコンメーカーへの使用済パソコンの回収が定められていますが、事業者向けパソコンの回収・リサイクルについては、産業廃棄物処理業者による廃棄物としての処理も行われている他、事業者ユーザーから売却を受けたリサイクル(再資源化)事業者が部品・部材レベルまで分別し、部品は再利用として部品市場に売却し、部材は再資源化用として製錬事業者に販売するルートも構築されつつあります。
但し、再資源化事業者がどのような体制で適正な業務を行っているかは明確ではないため、情報機器リユース・リサイクル協会(RITEA)では、情報機器のリサイクルの為に適切な対応をしている事業者に対して「情報機器リユース・リサイクル協会認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者資格取扱要領」※により、当協会認定資格である「RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者」資格を付与しています。
当協会が認定する本年度の事業者資格は、「買取・引取」、「リサイクル(再資源化)工事」、「資源売却および実績報告」の三分野からなり、その審査内容はパソコン・サーバー・液晶ディスプレイ・ビジネス用ページプリンタ・従来型携帯電話・スマートフォン・タブレット等を対象としています。
なお、「RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者」資格事業者には、RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者であることを示すロゴマークを一定期間使用する権利が付与されます。
RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者
現在「RITEA認定情報機器リサイクル(再資源化)取扱事業者」資格を取得している会社様は、以下のようになっております。(会社名:五十音順)
認定分野は買取・引取、リサイクル(再資源化)工事、資源売却および実績報告となっております。
正会員A
会社名 | 事業所名(所在地、認定期間) | |
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1 | (株)アセットアソシエイツ | 三重リサイクルセンター (三重県津市、2022年10月末迄) |
2 | (株)アールキューブ | 本社 (埼玉県所沢市、2022年11月末迄) |
3 | (株)アンカーネットワークサービス | 松戸リユースパートナーセンター (千葉県松戸市、2022年10月末迄) |
4 | インバースネット(株) | 栃木リサイクルセンター (栃木県那須烏山市、2022年3月末迄) |
5 | (株)川上キカイ | 港アイ・エムセンター (愛知県名古屋市、2022年10月末迄) |
6 | 日本システムケア(株) | 熊谷リユース・リサイクルセンター (埼玉県熊谷市、2022年11月末迄) |
正会員B
会社名 | 事業所名(所在地、認定期間) | |
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7 | (株)イー・アール・ジャパン | 福山工場 (広島県福山市、2022年10月末迄) |
8 | (株)エコブリッジ | 本社 (青森県八戸市、2022年9月末迄) |
9 | 有限会社真下商店 | 本社・三芳リサイクルセンター (埼玉県三芳町、2022年11月末迄) |
群馬工場 (埼玉県三芳町、2022年11月末迄) |